はじめに
第三級陸上特殊無線技士を取得したのでやったことを残しておきます。
動機
この資格を取ると大学でいくつか単位が認定されるとのことだったので調べてみたところ、どうやら簡単に取れそうだったので挑戦してみることにしました。
やったこと
陸上特殊無線技士を取得する方法はいくつかあります。
取得
次のいずれかによる。
- 国家試験に合格すること。
- 養成課程(又は長期型養成課程)を修了すること。
- 無線通信に関する科目を学校で履修し卒業すること(一陸特・二陸特・三陸特に限る。)
- 所定の資格および業務経歴を有すること。(二陸特に限る。)
僕はキューシーキュー企画の第三級陸上特殊無線技士養成課程のeラーニングに申し込んだんですが、この場合は
養成課程(又は長期型養成課程)を修了すること。
に該当します。
養成課程を利用するメリットは、国家試験の第三級陸上特殊無線技士を受験するという方法に比べて「少ない勉強で済みそう」「受験の日程に融通が利く」という点が挙げられます。
国家試験の第三級陸上特殊無線技士は年1日しかチャンスがありません。
今回養成課程を利用するにあたって20,200円支払いました。それ以外の出費は試験会場に行くための交通費くらいだったと思います。
受講
オンラインで学習しました。
- 動画(10分程度)を視聴
- 簡単なテストを受ける
- 全問正解なら次の動画へ、不正解の場合はテストを受けなおす
を繰り返して学習していきます。
学習する内容は法規と無線工学に分かれていてそれぞれ
法規: トータル約215分
無線工学: トータル約137分
程度のボリュームになっています。
法規の動画とテストが全部終わると模擬試験があり、ここで80%以上正解できると無線工学に進めるようになります。
無線工学でも同じように動画を観てテストに答え、最後に模擬試験を受けます。
無線工学の模擬試験で80%以上正解すると、受験チケット(文字列)が発行されるので、CBT-Solutionsにログインして日程、場所、時間などと合わせて受験チケットを入力することで修了試験を申し込むことができます。
休日一日で一気に終わらせて一週間後に修了試験を申し込み、空き時間で復習(模擬試験を暗記)して試験に臨みました。
試験を受ける
修了試験の会場は新宿センタービルのある一室でした。
新宿は高い建物が多くて、来るたびに見上げてしまいます。
法規10問、無線工学10問出題されたんですが、すべて模擬試験で見たことのある問題だったのであっという間に回答が終わってしまいました。
結果
約1ヶ月半後免許証が送られてきました。大学の単位認定以外に使うことはなさそうですが大切に保管しておきたいと思います。