最近いろいろあって、コンピューターサイエンスの学位を取得したいと考えるようになってきました。
仕事を辞めて学問に専念するのはいまの自分にとってあまりにリスキーなのでオンラインで学べる大学を探しています。
「大学 通信 コンピューターサイエンス」などで検索すると以下の三つの大学が見つかります。
それぞれ取得できる学士号は
となります。
残念ながらいずれもコンピューターサイエンスや情報科学と言った言葉は含まれません。
このなかで一番CSに近しいと言えそうなのは工学でしょうか...他の二つは少しビジネス感が強すぎる印象を受けました。
将来的に修士課程で学びたくなったときに受け入れてもらえるだろうか?という視点で考えた場合も工学なら安心感があります。
開講科目を眺める限り、一番テッキーで面白そうに見えるのは帝京大学で、北海道情報大学は情報学系を選べば数学やアルゴリズム、DBなどそれっぽい内容満載で面白そうです。
一方サイバー大学は学べることがあまり多くなさそうで不安です。数学に関しては線形代数も微積分も科目に見当たりませんでした。「卒業率〇〇%!」みたいな謳い文句をよく目にするのはつまりそういうことなのかなと邪推してしまいます。
科目はそれぞれインターネットでも公開されていると思うので気になるかたは調べてみてください。サイバー大学だけは初めから公開されているわけではなくメールでリンクを送ってくる方式でした。
ということで、この三つの選択肢から選ぶ場合は帝京大学が一番しっくりきます。家も東京なのでスクーリングもまあなんとかなるんじゃあないでしょうか。
日本国内では実質三択のようになっていますが、海外も視野に入れると一気に選択肢が増えます。
- University of London: Bachelor of Science in Computer Science
- University of Florida: Bachelor of Science in Computer Science
- その他たくさん
など、まさに「Computer Science」の学位をオンラインで取得できる大学が無数に見つかります。
とても魅力的なんですが日本国内に比べると少し入学のハードルは高いようです。
例えばUniversity of LondonはTOEFLやIELTSなど英語力を証明できる資格?の提出が必要で、TOEFL ibtだと87以上必要みたいです。 他も調べた限りTOEFLまたはIELTSのスコアが必要な大学がほとんどです。
いくつかの大学は英語以外にもいろいろ提出を求めるみたいなんですが(例えばFE?とか聞き覚えのないもの。FEって基本情報技術者試験のことじゃないですよねぇ...)、そのあたりはこれから調べるとして、とりあえず来月あたりTOEFL ibtを受けてみます。
というわけでこれから一か月くらいは英語もぼちぼち勉強していこうと思います。
ところで、この換算表によると英検1級はTOEFL iBTの94~101相当の難易度らしいです。
数年まえ英語を勉強していたときに(ほぼ英語力のピーク時)英検1級に合格したんですが、いまあれを受けてみろと言われたら現在の自分の英語力では合格はまず無理で、それどころか準一級でも落ちるかもしれません。
特に語彙力の低下というか単語の忘却が激しくて、この数年でアカデミックな文章を英語で読む力がすっかり失われました。
若干望み薄ですが失敗しても死ぬわけじゃあないということで適当に頑張ってみます。
TOEFL ibtは申し込みにパスポートが必要らしいのでまずはパスポートを作るところから始めます(汗)
追記
パスポートを待っている間に帝京大学に決めました。TOEFLは申込みすらしませんでした。せっかくパスポート作ったのに。てへぺろ