「実践Vim 思考のスピードで編集しよう!」がよすぎる

タイトルの本を読んでます。

Vim歴はもう数年になるはずなんですが、何も知らないまま使い続けていたんだと痛感しまくっています。

素晴らしさの片鱗を紹介

例えば以下のようなコードを書いていたとします。

(ちなみにこれはそのまんま本に載っていた例です)

collection = getCollection();
process(somethingInTheWay, target);

ここで process() の第一引数に渡している somethingInTheWay は誤りで、 collection を渡すべきだったことに気付いたとします。

こういう場合って、いままではめんどくさいけど、まず somethingInTheWay を削除して、 collection をヤンクしてまたもとの場所に移動して貼り付けるってやってたんですね。

そうするしかないよねって思ってる人、この本読んだほうがいいです!

こういうときは、まずレジスタという概念があってそいつの使い方を理解すれば

  1. collection 上にカーソルが載っている状態で yiw (ヤンク)
  2. jwwsomethingInTheWay 上にカーソル移動
  3. "_diwsomethingInTheWay を削除
  4. Pcollection を貼り付ける

ということができるようになります。

こうすると "_ブラックホールレジスタに放り込みつつ somethingInTheWay を削除することで、 無名レジスタに残っている collection が取り出せるようになります。

他にも良い情報が満載でおすすめです。

残念ながらすでに絶版らしく、アマゾンで買ったらちょっと高かった(4800円やられました)んですがそれ以上の価値はありました。